HANEDA THE FUTURE HANEDAから、未来へ。

Project

【THE FUTURE TALK1】
vol.1 地方に目を向けた2社の取り組み

株式会社SkyDrive
代表取締役社長福澤 知浩 様
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株式会社羽田未来総合研究所
代表取締役社長執行役員大西 洋

2021年7月、羽田未来総合研究所は創立3周年を迎えました。これを機に、各分野でご活躍されているゲストをお招きし、当研究所代表取締役社長執行役員の大西洋と対談いただく新企画「THE FUTURE TALK」を連載いたします。

記念すべき第1回のゲストは、株式会社SkyDrive代表取締役社長の福澤知浩様です。当研究所とは、SkyDrive開発の「空飛ぶクルマ」の飛行デモンストレーションのお話からご縁が始まりました。

地方を中心とした生活文化の産業化

大西
羽田未来総合研究所が、創立以来注力して取り組んできたことのひとつに、地方創生があります。
日本のおよそ半分のGDPは、地方が占めています。
地方を起点とした経済活動の活性化は、日本全体の経済の発展に必ず結び付くと考えています。
また、日の目を見られていない各地のものづくりをブランディングし、魅力ある製品として発信していきたいという想いもありました。

福澤
空飛ぶクルマや物流ドローンが活用される環境を求めている私としては、羽田未来総合研究所が地方と都会をつなぐ取り組みをされているのは、大変ありがたいです。
都会にいながら地方の物を楽しめたり、地方に住みながら都会へ出勤したりと、物や人の移動がもっと自由になることを願っています。

福澤社長

アートを取り巻く環境の変化

福澤
ここ数年、私の周りでアートへ興味を持つ人が増えたことを実感しています。特に、30~40代といった若い世代が多い印象です。
共有スペースに展示したアート作品について意見を交換し合うといったことが自然に発生していて、これって大きな変化だと思います。

大西
アートには、答えがないですよね。1+1=2ではなく、3にも4にもなっていい。感じ方、考え方の多様性が認められてきたことが、アートの再評価につながっているのだと思います。
また、多くの素晴らしいアーティストやクリエーターがいます。
アートを通して、共に日本の文化を発信していきたいと考えています。

モビリティ革命を担うSkyDrive

株式会社SkyDriveは、羽田未来総合研究所と同じく、2018年7月に設立されました。「空飛ぶクルマ」および「物流ドローン」の開発・製造・販売を主な事業とされています。空飛ぶクルマは、電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸が特徴で、モビリティ革命を担う新たな乗り物として、国内の産業界、官公庁のみならず各国から注目を集めています。

「空飛ぶクルマ」および「物流ドローン」

地方創生×マーケティングをかたちにする

大西
JMCプロジェクトでは、株式会社NTTアドとの協業で、セレクトショップとカフェ「HARAJU Cross JAPAN MASTERY COLLECTION-est」を、東京・原宿にオープンいたしました。バーチャルとリアルを連携することで、新たなマーケティング手法の確立を目指します。

外観イメージ
料理イメージ

福澤
地方創生といってもさまざまなアプローチが考えられるなかで、セレクトショップやカフェを協業してオープンするのは、羽田未来総合研究所ならではですね。
私の仕事は、シンプルに表現すれば、空飛ぶクルマをつくっているだけともいえるので、地方創生にとどまらずマーケティングの施策を組み合わせる大構想を描かれていらっしゃるのは、素直にすごいと思います。

大西
例えば今日のように福澤さんとお話するとき、福澤さんが何を考え、どういう想いでお仕事をされているのかを理解したうえでお話しなくてはならない、と私はそういう考えなんです。ですから、お客様の嗜好や行動を分析したパーソナライズド・マーケティングは、ぜひ取り組みたかったことのひとつでした。

大西社長

地方で高まる、空港と空飛ぶクルマの価値

福澤
ロジスティクスの観点でみると、地方では人や物を運ぶとき一人あたりのインフラコストが高くなりがちです。バスを運営するにも赤字路線が多かったり、道路の補修が必要なのに費用や人の手が足りなかったり。
SkyDriveでは、そんな地方ならではの困りごとを解決する一助となるべく、自治体と共同して空飛ぶクルマや物流ドローンの活用の検証を行っています。
実は、地方にはすごく設備が整った空港がたくさんあるのですが、その機能が十分活かされていないことが多いんです。

災害物流訓練の様子
SkyDriveは、愛知県豊田市とともに、産業ドローンによる災害発生時の物資配送を検証しました ©SkyDrive

大西
地方創生を推進するにおいて、地方の空港が担う役割は非常に大きいです。
空飛ぶタクシーが実現できれば、地方であるほど重要な役割を担うでしょう。

福澤
設立以来、空飛ぶクルマや物流ドローン、これらが飛ぶ価値がより高い町や国で展開していきたいと考えています。
空飛ぶクルマは、あくまでツール。そのツールを使ってどのように社会課題を解決できるかを明確にすることが、空飛ぶクルマや物流ドローンの存在意義を確かなものにすると信じています。


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